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つい最近からスロージョギングを始めてみました

「スロージョギング」ってどれくらいスローなの?

健康のためになにか運動をしたいけれど、ジョギングはしんどくて長続きしないという方にはスロージョギングがおすすめです。
スロージョギングというからには、ゆっくり走るのだろうと想像できますが、実際にはどれくらいスローだと思いますか?
実は、時速4~5キロ程度のスピードでよいというから驚きですよね!
これはほぼ平均的な歩く速度と同じスピードなので、街中をせっかちに歩く早歩きの人には余裕で抜かれてしまう速さです。

これなら私のようなあまり運動をしてこなかった初心者でも、5キロ、10キロと長く走ることもできちゃいます。
ジョギング!となると張り切りすぎて、結局すぐやめてしまうという主婦の方も多いですよね。
でもこのスロージョギングなら、あまり力む必要もありませんので、ゆっくりじっくり気長に取り組めるのではないかと、私自身とても期待しています。

スロージョギングの魅力

スロージョギングが長続きする理由は、無酸素運動に使われる「速筋」ではなく「遅筋」を使うからだそうです。
無酸素運動になってしまうと乳酸が発生するために走り続けるのが困難になるわけですが、スロージョギングは有酸素運動なので乳酸の発生を抑えることができ、体への負担が少なくなるというわけです。

有酸素運動が無酸素運動に切り替わるポイントは、話をしながらでもなんとか走れるくらいのスピードと言われています。
だったら乳酸を発生させないよう、超スローでジョギングすればよいわけで、初心者でも運動音痴でも長く走っていられるということになりますね。
スロージョギングなら運動不足気味の私でもしっかり運動をした気になれますので、モチベーションを保ったまま三日坊主にならずに済む…予定です。

スロージョギングをするメリット

「歩くスピードと同じなら、スロージョギングではなく歩けばいい話では?」
ここでふと疑問に思われた方もおられるのではないでしょうか?
ですが歩く場合と走る場合では、筋肉に伝わる刺激が違ってくるのと、消費エネルギー量も大きく変わるのだそうです。

時速4キロで歩いた場合は3.7kcalの消費量で、走った場合は5.9kcalの消費量というデータがあります。
このように、同じスピードであっても「歩き」と「走り」では1.6倍もの差があることがわかりますね。
スローに走る動作は運動としては効率が悪いので、消費エネルギー量も大きくなるということでしょう。

また、スロージョギングを継続していると、体の組織が変化して末梢毛細血管が開発されて血の流れが良くなります。
血の巡りが良くなると、栄養分や酸素が細胞に行き渡り、老廃物も排出され、代謝が良くなります。
結果として血圧が落ち着いたりお通じがよくなったり、美肌にも効果があるとか!
体調管理にも役立つスロージョギング、ぜひあなたも一緒に始めてみてはいかがでしょうか。