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野菜や肉を冷凍しておくと便利ですよ

野菜を冷凍保存するといいことづくし!

スーパーのセールで買いすぎた野菜やお肉、どのように保存していますか?
冷蔵庫の中に忘れて放置していたら、いつの間にか奥の方で腐っていた…なんてこともよく聞く話ですよね。
そんなうっかりさんにおすすめしたいのが、「冷凍保存」する方法です。
「冷凍保存すると味が落ちたり、栄養価がなくなってしまうのでは?」と不安に感じる方もおられますが、実際にはいいことづくし!

例えば、特売セールのときにまとめ買いした食材を、時間がある間に野菜を洗って使いやすい大きさにカットしてから冷凍保存しておきます。
ひと手間かけておくことで、仕事帰りや子育て中でもササッと調理できて時短&節約の一石二鳥になります。
ちなみに、常温や冷蔵保存の場合では栄養価が落ちてしまうのですが、冷凍保存の場合は野菜の細胞活動がストップしますので栄養価は変わりません、ご安心ください。

逆に、キノコやトマトのように、うまみ成分グルタミン酸を含む食材の場合、冷凍保存により3倍にも膨れ上がるケースもあります。
これは酵素の働きによるものらしいですが、冷凍するだけで美味しさがアップするとか、すごいですよね。

冷凍保存をするときのコツとは?

野菜や肉はそのままにしておくと、時間の経過とともに劣化していきますので、美味しさや鮮度を保ったまま保存するなら、購入したその日に冷凍保存することが望ましいです。
まとめ買いをして、その後洗ったりカットしたり、茹でる時間も確保できる日を選んで実行に移すようにしましょう。

また冷凍庫の設定温度も鮮度を保つカギとなりますので、とにかく素早く冷凍できるように「強」に設定します。
野菜はゆっくり冷凍すると、野菜の水分が結晶となるときに細胞を傷つけ劣化を引き起こします。
それを防ぐためには野菜についた水分をきちんと拭き取り、ジップロックに入れたりラップに包み金属トレー(またはアルミを敷いたトレー)に平らに並べ、急速冷凍する必要があります。
生のまま冷凍できる野菜の種類には、トマト、きのこ類、葉野菜、アスパラ、豆類、根菜類など、下茹でする必要がある野菜は、じゃがいも、絹さやなどです。

冷凍保存しておける期間の目安

野菜や肉を冷凍保存しておくと便利は便利ですが、ずっと長く置いておけば風味が落ちたり乾燥してパサパサになってしまいますよね。
冷凍保存で長く保存できると言っても、美味しく食べるのであれば2週間から1ヶ月くらいで食べきるようにしましょう。
あまり長く冷凍すると「冷凍焼け」と言われる状態になり、乾燥や酸化を招きます。
食材の冷凍保存は、食費をコストカットする便利な手段でもあり、時短料理にも役立ちますので、ぜひ活用しましょう!