まな板の上は菌だらけ?木製まな板の除菌方法
よくTVや新聞で、食中毒に関するニュースを見ると怖くなりますよね。
小さなお子さんや高齢者がいるご家庭では特に注意が必要です!
家庭でできる食中毒の予防策として、まな板を除菌して清潔に保つ方法も有効です。
「まな板は使う度に洗剤でちゃんと洗っている!」という方もいますが、洗剤だけでは菌をすべて除去することはできません。
包丁で傷ついた部分や凹みに汚れや菌が入ってしまうと、洗剤で洗うだけでは落としきれない恐れもありますよね。
まな板を除菌して食の安全を守ること、それが家族を守ることにも繋がりますので、こまめに除菌をすることをおすすめします。
木製まな板は包丁があたりやすく、調理がしやすいので木製を好む方もたくさんおられます。
ですが木製まな板の場合、プラスチック製のまな板と比較するとカビが発生しやすいため、手入れに手間がかかることがデメリットです。
木製まな板の除菌方法としては、熱湯をかける方法が簡単かつ安全にできておすすめです。
まずは熱湯で固まってしまうタンパク質を除去するためにも、予め木製まな板を洗剤でしっかり洗っておきます。
次に大きなたらいなどに80度以上の熱湯を張り、その中に木製まな板を入れてしばらく置きます。
強力といわれるノロウイルスも、この熱湯消毒で殺菌できますのでお試しください!
もちろんアルコールでも殺菌は可能で、洗剤で洗った後に除菌アルコールを吹きかけてひと拭きするだけでも大きな効果が期待できますので、調理前などにおすすめです。
食中毒を防ぐため!プラスチックまな板の除菌方法
汚れが落としやすい、手入れが楽ということで、プラスチック製まな板を使用している方も多いですよね。
プラスチック製ならニオイもつきにくく、汚れもササッと落とすことができます。
だからと言って菌がいないわけではありませんので、木製まな板同様、食中毒予防のためには除菌を行うことが大切です。
プラスチック製まな板を殺菌するなら、漂白剤を使ったつけ置き殺菌の方法がおすすめです。
ベストなタイミングは夕飯を調理した後で、寝る前につけ置きしておいて、翌朝洗い落とせば殺菌完了です!
まな板を除菌する際に気をつけること
まな板除菌には、熱湯消毒、漂白剤を使った方法などがありますが、熱湯を使う場合にはまな板が耐熱性であるかどうかを確認しましょう。
長年使用しているまな板は、どんどん傷や凹みが深く大きくなっていきます。
毎日包丁を使っているのですから、当然と言えば当然なのですが、あまりに傷が深いようなら買い替えも検討してみましょう。
その傷に菌が繁殖してしまうと、どんな方法でも除菌しきれなくなりますので、食の安全のため、清潔なまな板を使うように心がけましょう!