友人から相談されちゃいました
高校時代からの長年の友人に、待望の子供が出来て早5年、久しぶりに友人宅に訪問すると、何やら深刻な悩みがあるとのこと。
3人目の子供を、身ごもったまではよかったのですが、まだまだ手のかかる子供がいて、育児や家事にと大変でもう爆発寸前 ! なのです。
友人は、保育士でなるべく働きたい派で、家計のこともあるのでしょうが、先々は仕事に復帰したいとの事。
私にアドバイスを求めてきました。
今は、事情があって専業主婦なのですが、実は少し前までは私もパートで働いていました。
当時、私たち家族の間でも、家事分担が問題となっていて、その成功例として当時の事を友人に聞かせたところです。
仕事復帰後の家事分担
当時私は、長男の手がかからなくなってきたので、子供たちの将来のことも考えて主人に相談し、仕事を探すことにしたんです。
最初、反対していた主人も、パートならということで承諾してもらいました。
長男を幼稚園に預け、その間仕事にいそしむことにしたのですが、そこに舞い降りたのが「家事が大変問題」でした。
すぐに主人に相談しましたが、最初の頃はあまり分かってもらえず苦労したものです。
っていうか、男の人って、家事とか料理とか、簡単に考えていいるんですよね。
「そのくらい」などとのたまうので、親戚の結婚式の招待の機会に、三日間長男を預けて主人に任せることにしたんです。
主人の休みも重なっていたことから、簡単に物事を考えていたらしいのですが、私が帰ってくるなり、「よし、俺も家事を手伝う」などと、気持ちを切り替えてくれた事が私には助かりました。
私の割合が大きいことを理解してもらう
主人が、家事を手伝うことになったのは良いことなのですが、今までやったことのない事をやるのですからもう大変。
ごみ出しは、運ぶだけだから良いのですが、掃除を任せるとかなり適当。
料理を頼むと、レトルトや冷凍食品オンリーなどと悲惨な状態だったんです。
そんな彼に、洗濯物も任せることができず、一休さん張りに頭を悩ませれました。
そこで思いついたのが、長男の幼稚園の授業の時のことです。
先生が手書きの絵を用いて、園児たちに話しがたりで聞かせていたのです。
そこで私は、かりのカテゴリーに分けて、簡単な絵とともにどのような作業を行うのか書き出しました。
それを見て主人は一言、「面倒臭いな」にはあきれてしまいました。
可視化することがとても大事
驚くことに、家事の手順をそれぞれ描き、家事分担表を作ることで、最初は嫌々ながらやっていた主人も次第に馴れて来たんです。
と言うか、逆に「これはこうした方がもっといいよ」などとアドバイスをもらうことで、最初はトラブル続きでしたが、二男を身ごもるまでこうした生活が安穏と続きました。
友人は、こうした話しを興味深げにメモしていましたが、うちの主人は大丈夫かな、などと心配していました。
そこで、アドバイスとして、可視化することがとても大事というと、友人は深いうなずき。
その後日、家事の分担に見事成功したと聞き、ほっと肩をなでおろしました。