衝撃の脂肪肝
夫が健康診断で脂肪肝との診断を受けてしまいました。
衝撃が隠せないものの、脂肪肝になることで体にどんな悪影響があるのか調べることにしました。
患者数は推定約3000万人と言われており、実に4人に1人は脂肪肝だと言われているのです。
この数字は驚きですよね。
思ったよりもかなり多いのだと感じましたし、他人事ではない気がしてきました。
脂肪肝というのは肝臓に中性脂肪が過剰に溜まっている状態のことを指し、全体の30%以上が脂肪化している状態です。
自覚症状はほとんどなく、気づいた時には手遅れになっているというケースも珍しくありません。
これを放置すると、肝硬変や肝がんのような恐ろしい病気に進行してしまい、命に関わってくるでしょう。
脂肪肝のタイプ1つ目とは
脂肪肝と一言で言われていますが、脂肪肝には2つのタイプがあると言われています。
ひとつめはお酒の飲み過ぎが原因で起こるアルコール性脂肪肝です。
元々アルコールが体内に入ると、ほとんどは肝臓で解毒されてから体外へ排出されます。
この解毒の過程や肝臓の動きに異常が起きることで肝臓の中に脂肪が増えてたまっていくのです。
一般的に毎日3合以上の日本酒を飲む方に多く見られ、ビールなら大瓶で3本以上になります。
夫はこちらのお酒の量が原因だと考えられます。
2つ目の脂肪肝のタイプとは
もうひとつのタイプはアルコールが原因ではない脂肪肝である、非アルコール性脂肪肝です。
実は日本人の脂肪肝はこちらの方が多いようです。
原因は糖質の多い食事や早食い、運動不足といった悪い生活習慣が原因で起こります。
まさに今の世の中の便利な食文化も当てはまるのではないでしょうか。
ファーストフードなどもおいしいですが適度にしておかなければいけないようですね。
脂肪肝になってしまってもまだできる改善方法とは
原因がわかっているのであれば改善することは十分に期待できます。
そして軽い脂肪肝であれば案外簡単に改善できてしまうようです。
飲酒が原因の方は禁酒を目標にしましょう。
とはいえいきなり好きなお酒をやめるというのが難しい場合は、まずはお酒の量を減らしてみましょう。
食生活にとよる肥満が原因の方は、カロリー制限をしてみましょう。
カロリー計算がお食うな場合は、1日1食を栄養を考えたメニューを自炊するだけでも大きく変わるはずです。
また運動は改善の効果を大きく高めてくれるので、少しでも体を動かしてみると良いですね。
簡単に改善すると分かっても本人にとっては今までの生活習慣を変えることは容易ではないはずです。
自覚症状がないことから私も予備軍なのではと感じています。
夫だけでなく私も一緒に改善に取り組んでいきます。