小学生の息子から身長が低いことを相談されました
私が小学生の頃は、女の子より男の子の方がどちらかというと背の低い子が多かったような気がします。
ですが中学校、高校と時が経つとビックリするぐらい背が高くなった子もいたなと思い出しました。
これから伸びるだろうとのんきに考えていますが、本人にとっては大きな問題なのでしょう。
背が低いことを真剣に悩んでいるようなので、身長を伸ばす方法がないか調べてみました。
身長に関わる成長スパートとは
人間の身長が伸びるのは2回のチャンスがあると考えられています。
ひとつは赤ちゃんの頃の第一性徴、もうひとつは思春期の頃に訪れる第二性徴です。
思春期に入ると急激に背が伸びたり、自分より背の低かった友達があっという間に追い越してしまったという記憶ありませんか?
特にこの思春期で急激に背が伸びることを成長スパートと呼んでいます。
個人差はありますが、男の子は10歳頃から13歳頃に成長スパートがやってくるのです。
身長を伸ばすにはどうしたらいいの
その人の身長がどれほど高くなるかは9割以上が両親からの遺伝だと言われています。
産まれた時からどれくらいの身長になるのかはほぼ決められているのですね。
しかし兄弟でも身長に差があることも多いと思います。
このようなことが起こるのはなぜなのでしょうか。
それは成長期にどれほど体を動かしたかが大きな要因だそうです。
身長を伸ばしたいと考えるのなら成長スパートの時期に運動をしてみるのがいいかもしれませんね。
身長が伸びるということは骨も成長しますよね。
骨は成長する時期が限られていて、大人になると骨の成長は見込めません。
そのため、成長期に身長が伸びるように運動をおこなうことがいいとされているのです。
定期的に身長を測ってみよう
成長スパートの時期には個人差があります。
そして身長を高くするためには、長期的に考えていく必要があります。
成長スパートを見逃さないために定期的に身長を測ってみましょう。
例えば縦軸を身長、横軸を測った時の年齢としてグラフを作ってみると分かりやすいです。
それぞれ測った数値を線で繋ぐと急に成長したところが見られます。
その時が成長スパートに入った時です。
今の状態でできること
成長期の運動によって背が伸びるかもしれないという期待があることは分かりました。
とはいえ今すぐに解決できるという問題ではなさそうですね。
そこで成長スパートという成長時期があるということ、その時期に運動を積極的におこなうことで遺伝的な身長を超えて成長できる可能性を伝えました。
そのうえで、小学生の間は伸びなくてもこれから伸びていくんだと励ましました。
今後の成長に期待ですね。