お手伝いは必要です
お手伝いと聞いてどんなことを想像しているでしょうか。
子どものころに親の手伝いをした記憶がある方もいらっしゃるでしょうし、今自分の子どもにお手伝いをさせているという方もいらっしゃるでしょう。
例えば小学生であれば、食器を出したり片づける、テーブルを拭く、洗濯物をたたむ、お風呂掃除など簡単なことですが、手伝ってくれるだけで家事が格段に楽になりますよね。
それだけでなくお手伝いをするこどもにとってもいい効果があるようです。
お手伝いがもたらす効果とは
お手伝いは子どもにとってプラスになることがたくさんあります。
まず五感を使うことができます。
味覚、触覚、嗅覚を同時に使う料理がいい例ですね。
五感を使うことで脳の働きが活性化し、記憶が定着しやすくなる効果が期待できます。
自分の仕事として与えることで責任が持てるようになり自主性が身につきます。
洗濯物をたたむという手伝いから、たたみやすい干し方を考えるようになり、たたみやすい場所を考えるようになったりと自分からその手伝いをよりやりやすく考えることができるでしょう。
自分から進んで手伝いをできるように
できることなら手伝いは自分から進んでやってほしいと考える方は多いでしょう。
実際息子たちは進んでお手伝いをしてくれます。
そんな息子たちに私がしていたことといえば、褒めていました。
大げさなほど、褒めていました。
ありがとうだけでなく、きれいに洗濯物たためたね、このおかず美味しいよなど、より具体的に内容を褒めるようにしていました。
もう一つはやらなくても文句を言わないようにしていました。
大人だってやりたくない日もありますよね。
きっと子供だってそんな日もあると思います。
本音を言えば、決めたことなんだからやって欲しいのはやまやまですし、一度やらないとズルズルやらなくなってしまうのではと思います。
ですがここはぐっと我慢して、また明日お願いするねとか、声をかけておくと意外に翌日からやってくれたりしますよ。
お手伝いを長続きさせるポイントとは
せっかく始めたお手伝い、できれば長くやってほしいですよね。
そして、こちらが思うようにできなければつい断ってしまいがちです。
それでも子どもに手伝ってもらいたいと思うのであれば、長い目で見ることが大切なのではないでしょうか。
子どもがやることだからと広い心で見守ることも必要だと考えます。
基本的なやり方を教えたら、あとは危険な時以外は見守るようにするといいでしょう。
子どもは自分で考えて工夫することが好きなので、繰り返していくうちに上達していきます。
また褒めることとお礼はたっぷり言ってあげると、本人のモチベーションも上がるのではと思っています。